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Self-compassion

-Self-compassion

Kristen Neff Ph.D. クリステン・ネフ教授


昨日、カウンセリングの中でお勧めした本なのですが、

仕事終わりに千波湖を歩いていると🦆🍃

水戸メンタルクリニックにて、

Yogaセラピーを受けてくださっている方が声をかけてくださって、以前にお勧めしたこの本とてもためになりましたとお伝えくださって。

機会を頂いたのでまた改めてご紹介します🤍

 

 

わたし達の体温がいつも一定に保たれるように、思考モードにも恒常性(ホメオスターシス)が働くと言われます。

 


少しずつ心に優しさを与えつづけていくことで、脳は学習し、新しい自分への優しさを向ける回路を作っていきます(可塑性)。慣れ親しんだ自動思考とも仲良くなりながら、いつも思いやりを向けてくれる優しい母親のような思考の流れを再構築していくこと✨✨✨


伝統的な仏教の慈愛の瞑想(loving-kindness meditation)、Yoga Nidra*ヨガニードラにもあるシャバアーサ(Corpse Pose)をしながらボディスキャンをすることや、Sankalpa*サンカルパのような優しい言葉を自分自身になげかけてあげる実践法が書かれています。

 

 


私たちは、生まれてすぐは一人では生きていくことができません。そのときに、母親に温かく抱きしめてもらうことや、やさしくなでられること、やさしい声をかけてもらうことは命を守る上でとても大切なもので、わたしたちはあたたかな関わりによって安心するようにプログラミングされています。

自分自身が不安やストレスを感じたときに安心させてあげる言葉や行動が必要になります。

 

 


しばしば、わたしたちは、自己批判をすることの中で成長すると信じてしまわれがちですが、自己批判をし続けることは脳にダメージを与え、その後の行動に対してもネガティブな影響があることがわかっています。

わたしたちは、分ける事で分かろうとする試みや、比較することで自己を確立していくところがありますが、興味深いのは、Self-Compassion*セルフコンパッションは、Common humanity*コモンヒューミニティ 他者と自分がどれほど共通点があるかを大切にしているところです。

 


ヨガの考えの中での、Not right or wrong...(正しい、間違っているではない)、No Judgement...(判断しないこと)、より全体の中にある生き生きとした生命として今にあるbeing...であることも繋がる考え方ですね。

自分自身を受容し、許し、やさしくしてあげることは、自分を甘やかし怠惰になることではなく、その後の行動を良くしていくことや、鬱(うつ)、不安、ストレスが解消され、完璧主義的な思考も軽減されることが科学的にも実証されています。

 

 


Kristin*クリスティンさんは、自閉症のお子さんがいらっしゃいます。その中で悩み、模索する中で、この捉え方の中で、自分自身にやさしさを向け、ハートを開くことで、お子さんにやさしくあることができたことをおっしゃっています。

 

 

 

 

“May I be safe,

May I be peaceful,

May I be healthy,

May I kind to myself,

May I accept myself as I am.”

 

 


私が安心(安全)でありますように。

私が平和でありますように。

私が健やかでありますように。

私が自分に優しくありますように。

私のままで受け入れることができますように。


 


self-compassion, blessings ◡̈ॐ 𓁋𓁙𓁋𓁙✨

 

 





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